機械部品VA・VE設計のポイント

端面の内側角のR形状への変更によるコストダウンのポイント

端面の内側角のR形状への変更によるコストダウンのポイントBefore

上図はザグリを含む通し穴と端面に内側角部があるプレート形状の機械部品です。この機械部品の設計上のポイントは、端面に内側角部があることです。内側の角部はエンドミルでの切削では加工が難しいため、別途切削加工工程が必要になるため工数が増大してコストアップの要因となります。

端面の内側角のR形状への変更によるコストダウンのポイントAfter

機構上問題が無ければ、上図のように内側角部をR10以下の形状に変更することで切削加工工数を削減することができます。具体的には、通し穴と同じ工程でRを加工することで1工程を削減できるためです。これにより機械部品のコストダウンを可能となります。設計者は当事例のように、プレート形状の機械部品では、端面の内側角をR形状に変更することでVA・VEを図ることができるケースがあります。